ATR急拡大・アラート

種別: オーバーシュート系

値動きの幅が急に広がった銘柄を、1分足の ATR で伝えるアラートです。広がったあとの足が陽線か陰線かで、上方向か下方向かを付けます。

画面の ATR1m は ATR・1分足 の略です。音声には出ません。

デイトレでの使い方

ATR は、1本あたりの値幅をならした指標です。いつもより幅が急に広がると、材料や追随で相場が「動き出した」合図になります。

  • 上昇は、幅が急拡大した1分足が陽線だったときです。上方向に振れた事実の確認に使います。
  • 下落は、同じ急拡大が陰線だったときです。下方向に振れた事実の確認に使います。

このアラートは「なぜ動いたか」は見ていません。出来高や板も見ていません。値幅が急に大きくなったことと、その足の始値と終値の上下だけです。方向の理由は、他のアラートと組み合わせて判断してください。

用語

用語意味
ATR平均的な値幅。短い期間と長い期間を比べて、急拡大を見ます
短期 ATR直近5本分の平均的な値幅
長期 ATR直近20本分の平均的な値幅
当該足の値幅その1分足1本の振れ幅(True Range)
陽線/陰線終値が始値以上なら陽線(上昇)、始値未満なら陰線(下落)

いつ、何を見て発呼するか

稼働は前場・後場です。1分足が確定するたびに判定します。長期 ATR がまだ足りない銘柄は見ません。

次のどちらかを満たしたときに発呼します。

  1. 短期 ATR が長期 ATR の 2倍以上
  2. 当該足の値幅が、長期 ATR の 3倍以上

方向は、その確定足の始値と終値だけです。ヒゲの向きでは決めません。終値が始値と同じなら上昇とします。

同じ1分に複数銘柄が条件を満たした場合、短期 ATR の広がりがいちばん大きい 1銘柄だけ を読み上げます。同じ銘柄は、しばらく間をあけないと繰り返しません。

数字での例

短期 ATR長期 ATR当該足の値幅始値→終値発呼
2.00.8(2倍以上)1.01,230→1,234ボラティリティ急拡大、上昇、1234円
1.20.8(2倍未満)2.5(3倍以上)1,240→1,228ボラティリティ急拡大、下落、1228円
1.20.81.0陽線なし(どちらも届いていない)
2.00.8—陰線下落(条件1を満たす)

読み上げと画面の例

音声: 7203 トヨタ自動車 ボラティリティ急拡大、上昇、1234円
画面: 09:15:00 ATR1m 7203 トヨタ自動車 ボラティリティ急拡大、上昇、1234円

陰線のときは「下落」になります。

音声: 7203 トヨタ自動車 ボラティリティ急拡大、下落、1200円
画面: 09:22:00 ATR1m 7203 トヨタ自動車 ボラティリティ急拡大、下落、1200円

読み上げる価格は、急拡大した1分足の終値です。

※本記事で紹介している相場情報やインジケーターの数値は、客観的データの提供やツールの機能解説を目的としており、投資の勧誘や助言を行うものではありません。取引の最終決定はご自身の判断で行ってください。詳細はプライバシーポリシー(免責事項)をご確認ください。